メリットデメリットから分かる「SLash」を受講する必要性
「Web制作のスキルを習得しフリーランスになったものの、事業がうまく軌道に乗らない」「Web制作のスキル面以外で不安がある」というように、フリーランスとしての活動にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
とは言え、フリーランスを対象としたスクールは未経験者向けのサービスが一般的で、スキルアップやビジネス力を習得するのは難しいと言えます。
そこで本記事では、フリーランスWebクリエイター育成スクール「SLash」についてご紹介します。
「SLash」は、アマチュア人材を対象にスキルアップを目的とするスクールで、営業等のビジネススキルに加えWeb制作に関するスキルを網羅的に学ぶことができます。
本記事ではメリットとデメリットを踏まえ「SLash」の魅力について理解できる内容となっていますので、興味がある方やフリーランスに悩みがある方はぜひ最後までお読み下さい。
「SLash」のメリット
限られた時間を割き、高い受講料を払ってまで「SLash」に通う価値はあるのでしょうか。
こちらの項目では「SLashのメリット」について、以下の3つをご紹介します。
- チームサイト制作も経験できる
- Web制作に必要なスキルを総合的に学べる
- オンラインでも充実したコミュニティに参加できる
「カリキュラム・コンテンツ・コミュニティ」における特徴も具体的に理解できる内容となっていますので、スクール選びの参考にして下さい。
メリット1:チームサイト制作も経験できる
1つ目のメリットは「チームサイト制作も経験できる」ことです。
SLashでは、以下のように大きく3つの段階に分けられたカリキュラムを6ヶ月間で取り組みます。
カリキュラム概要 |
カリキュラム詳細 |
学習期間 |
基礎理解 |
動画学習 プレゼンテーション 全体講義・ワークショップ 営業基礎活動 基礎テスト 個別面談 |
30日 |
ポートフォリオ制作 |
情報設計 デザイン コーディング 受講生フィードバック 全体講義・ワークショップ |
80日 |
チーム制作 |
チームミーティング サイト制作 全体講義・ワークショップ |
70日 |
参考:SLash公式ページ
SLashの各カリキュラムでは、 動画学習や全体講義によるインプット型のカリキュラムに加え、プレゼンテーションや基礎テストなどアウトプット型のカリキュラムにも取り組むことができます。
他スクールでは独学形式で行われることも多いですが、SLashではチーム単位で行う活動もありコミュニケーション能力や協働性も磨ける魅力があります。
チーム制作を通じて同じ志や悩みを持つ仲間と切磋琢磨できるため、モチベーションの維持にも繋がるでしょう。
メリット2:Web制作に必要なスキルを総合的に学べる
2つ目のメリットは「Web制作に必要なスキルを総合的に学べる」ことです。
SLashでは以下の9つのスキルにおいて、それぞれ8〜20項目の動画学習用コンテンツが提供されています。
コンテンツ概要 |
コンテンツ詳細 |
デザイン・UI |
配色/余白の考え方 デザインカンプの作り方 デザインセンスの磨き方 |
UX |
一般的なUXデザインのフロー ペルソナ設計に潜む罠 心理学の法則を利用したUXデザイン |
コーディング |
CSSの変態が教える「発想力」 PHPを使った汎用性の高いファイル管理 |
WordPressならではの情報設計 ハッキングと復旧方法 実務で本当によく使うプラグイン |
|
ヒアリングで見落としがちなポイント 制作スケジュールの立て方 デザイナー/コーダーとのコミュニケーション |
|
企画 |
提案/企画のポイント 売上の方程式 企画を考えるときの注意点 |
営業 |
営業力の重要性 営業スタイル -ナンパ型/マッチングアプリ型/ナチュラル型 オフラインで営業するメリット |
見積もり |
サービス精神から生まれる負の連鎖 自分の報酬の決め方 契約書の作り方基本/ポイントと注意 |
開業・確定申告 |
所得と経費 節税と脱税 開業の仕方 |
参考:SLash公式ページ
一般的なスクールでは1つのスキルを習得することを目的としいますが、SLashでは「デザイン・コーディング・ディレクション」など、それぞれにおける考え方からスキルの習得と向上まで、ひと通り学ぶことができます。
また、フリーランスの方が独学で苦労しがちな、営業や確定申告などフリーランスとして活動していく上で重要なスキルについても学べるメリットもあります。
網羅的にインプットすることで知識やスキルの抜け漏れをなくすことができるため、幅広く仕事を引き受けられるようになるでしょう。
メリット3:オンラインでも充実したコミュニティに参加できる
3つ目のメリットは「オンラインでも充実したコミュニティに参加できる」ことです。
SLashでは、「SLashラウンジ」と呼ばれるオンライン上のコミュニケーションサービスにて、生徒同士の交流やチーム制作活動に伴うミーティング、教師への質問が可能となっています。
一方で、一般的なスクールでは、生徒同士交流する機会は少なくチャットツールにて講師とのやり取りのみを行う場合が大半です。
SLashではオンラインでも受講生と一緒に勉強できる環境が整っているため、楽しみながら学習を継続できるでしょう。
「SLash」のデメリット
魅力的なカリキュラムやサポート内容が多い「SLash」においても、マイナス面はあるのでしょうか。
こちらの項目では「SLashのデメリット」について、以下の3つをご紹介します。
- 質問できる機会が少なめ
- キャリアサポートはない
- 少人数制なので募集枠が限られている
先ほどご紹介したメリットと併せて、スクールを検討する際の判断材料としてご覧下さい。
デメリット1:質問できる機会が少なめ
1つ目のデメリットは「質問できる機会が少なめ」であることです。
SLashは受講生1人1人に専属の講師やチューターが付く形式ではなく、2人の講師が全生徒の質問に対応する形式です。
そのため、講師が別の生徒に対応している状況では、自分自身の疑問点がすぐに解決できない場合もあります。
また、SLashの「FAQ」においても、以下のように質問対応時間が限定されていると明記されています。
「講師はSLashと並行して通常のWeb制作業務などを行なっているため、全ての時間をSLashに費やすことができません。基本的に質問にお答えできるのはSLashラウンジ(oVice)に滞在している時間のみです。」
このようにSLashでは講師に質問できる機会が比較的少ないため、質問環境を重視したい方は他のスクールを検討すると良いでしょう。
デメリット2:キャリアサポートがない
2つ目のデメリットは「キャリアサポートがない」ことです。
SLashは「フリーランスとしての独立を一つの目標」としているスクールであるため、就職や転職活動を支援するようなサービスはありません。
そのため、多くのプログラミングスクールにて提供されている「就職できなければ全額返金保証」といったサービスはなく、SLash卒業後はご自身で進路を決める必要があります。
また、ご自身の進路やキャリアについての悩みを相談したい時にも相談できる相手は受講生のみとなっており、キャリアについての客観的な意見や、カウンセラーから解決策を聞ける機会は基本的に設けられていません。
学ぶ環境だけでなくご自身のキャリアに関してもサポートを望む方は、他のスクールをご検討下さい。
デメリット3:少人数制なので募集枠が限られている
3つ目のメリットは「少人数制なので募集枠が限られている」です。
SLashでは1期あたり「24名の少人数制」を採用しているスクールです。
そのため、申込上限を超えた場合には「抽選」にて受講できるかどうかが決まります。
また、1期あたり6ヶ月の長期スケジュールで運営されており、他スクールのように通年採用や好きなタイミングで申し込みできるスクールではなく開始期間と終了期間が設定されているためご注意下さい。
なお、SLashの公式LINEにて募集時期のお知らせがあるため、興味がある方はこの機会にご登録ください。
まとめ
SLashのメリットとデメリットについて、以下の内容をお伝えしてきました。
SLashは、プロのWeb制作者を目指す上で必要となるカリキュラムやサポート内容を兼ね備えたスクールです。
本記事を読み、SLashが気になった方はぜひ受講を検討してみてはいかがでしょうか。